してよかった自己破産|メリット デメリットなど借金先輩が解説
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こんにちは。管理人の借金先輩と申します。私は実際に自己破産を経験しました。
その経験を生かして自己破産のメリット・デメリットを中心とした色んな角度から見た債務整理の記事を書いています。
このブログを見てくれているあなたは借金額が多いのではないでしょうか?
私も自己破産を考えた時にメリットは何か?デメリットは何か?と本を読んだり経験者のブログを読んだり勉強しまくりました。
ここだけの話、私は自己破産まではしなくてよかったんです。
なぜ自己破産したかと言うのは後に書いてありますが、基本は全ての債務整理のメリット・デメリットを調べて、
自分にとってベストな債務整理は何だろうかと考えたということになります。
- 任意整理のメリット・デメリットは?
- 個人再生のメリット・デメリットは?
- 自己破産のメリット・デメリットは?
こんな感じですね。もう少し掘り下げて言えばデメリットを重視して考えたんです。
どんな債務整理をしてもデメリットはついてきます。だったら1番爆発的に借金が減る自己破産でよくね?簡単に言えば私の場合はこんな感じでした。
人それぞれ借金額や環境が違いますからあなたにとってのベストな債務整理を選んでもらえたらなと思います。
私は借金で苦しんでいる全ての皆さんに事故破産を勧めているわけではありません。
借金問題で悩んでいる人達に債務整理の基礎知識と勇気とパワーを持ってもらいたいと思いながら記事を書いています。よろしくお願いしますね!
自己破産のメリット・デメリットとは
メリット
- ある程度、手元にお金を残すことができます。
- 全ての借金の支払いが免除されます。
- 手続きが完了すると債権者から支払い請求がなくなります。
デメリット
- お金を借りたり、ローンを組むことが5~10年間出来なくなります。
- 住所氏名が官報という所にのります。(普通の人はまず見ることがないでしょう)
- 免責決定を受けるまで、一部つけない職業があります。
自己破産という制度はデメリットはもちろんありますが、そのデメリットを簡単に吹き飛ばしてしまうメリットがすごく大きいパワーのあるものです。
その自己破産とは、国が認めた素晴らしい法律です。
債務整理の中では最後の切り札、伝家の宝刀みたいな位置付けですが、私は実際に自己破産しましたが、本当に素晴らしい法律だと思い、日々感謝しています。
手元に残せるお金というのは具体的に言えば99万円までと言われています。もちろん生活していくのに必要な物も残してもらえます。
全ての借金の支払いからの解放も最大のメリットと言えますが、3番の『手続きが完了すると債権者から支払い請求がなくなります。』
この3番が私にとっては最大のスーパーメリットでしたね。何と言っても心がスッキリ(気持ちがスッキリ)するんです。
債権者から支払い請求が続くと、本当につらいことです。気持ちが折れそうになります。何もかもが嫌になってきます。
この気持ちはわかる人には、わかってもらえると思うんですが…
『支払いの請求がなくなる』 このスカーーーーっと!した気分をどう表現していいかわかりませんが、
もし借金の支払いでお悩みの方はクヨクヨせず、メリットのことをよく考え前向きに行動しもらえたらなと思います。
何も動かなければ何も変わりません。
むしろ借金が増えていく一方ではないでしょうか。勇気を出して前向きに行動してください。
明るいるい未来が待っていることでしょう。て言いますか、ここで、この記事を見ておられるって事が、もう行動しておられる証拠でしたね…。
素敵な未来を迎えるために、共にがんばりましょう!
自己破産のデメリットについてですが、実際にはデメリットはあまりない。
あまり感じない。というのが一般論でいわれています。私も同意見ですね。
上に書いたように、自己破産後は5年~10年間、お金を借りたりローンを組んだりすることができなくなります。
いわゆるブラックリスト入りですね。肌で感じるデメリットはこれぐらいだとおもいます。
大きい買い物の代表といえば車(自動車)になると思います。車をローンで買うことができなくなる事が私的には一番のデメリットになりました。
ただ最近、自社ローンがある車屋さんでしたらブラックリスト入りしている人でもローンで車を買うことがきる可能性は残っています。
最後に破産者になると一定の仕事に就(つ)けないといわれていますが、これも免責許可の決定を得た時点で解消されます。
自己破産者の職業制限・職業制限も免責が許可決定で解消されます
『自己破産すると戸籍に載るのか』と皆さん気になるところかもしれませんが大丈夫です。載りません。
市区町村役場の『破産者名簿』には記載されてしまいますが非公開なので第三者が見ることはありません。
自己破産しても手放さなくてよい財産
自己破産をしたからと言って全ての財産が没収されるわけではありません。
今後、今までどおり生活していく訳ですから、最低限のお金や家財道具は残せるようになっています。それを【自由財産】といいます。
自由財産の例(東京地方裁判所)
- 99万円までの現金
- 残高が20万円以下の預貯金
- 見込み額が20万円以下の生命保険解約返戻金
- 処分見込み金額が20万円以下の自動車
- 住宅の敷金債権
- 電話加入権
- 支払い見込み額が160万円以下の退職金(160万円超は8分の7)
- 家財道具
- 差し押さえが禁止されている動産または債権
- 破産管財人が換価しないと認めた財産
自己破産の申し立て費用と弁護士費用
自己破産の費用
収入印紙(破産手続き開始の申立書に貼ります)…1500円
予納金…同時廃止の場合で1~2万円・管財人が選任される場合負債総額に応じて20~50万円以上
予納金とは、裁判所に破産手続きをしてもらうため費用のことです。破産申し立ての際に裁判所に納める必要があります。予納金の金額は裁判所によって若干異なります。
予納郵券(切手代)…4110円(裁判所によって若干異なる可能性あり)郵券とは郵便切手のことです
弁護士費用
(破産をするにあたり全てを弁護士に依頼する場合)おおよその金額になりますが弁護士費用は20万円程度必要となります。
さらに免責許可の決定がされた場合は報酬金として同額のお金が必要となります。
弁護士費用はいつ払うのか
弁護士に払うお金(着手金)は基本、弁護士に依頼した段階で支払います。
また会社を経営されていた方や財産などが、複雑でややこしい案件の場合は通常の弁護士費用より高くなったりもします。
ですから弁護士費用の件に関しては、相談をしている時に質問されることをお勧めします。
また、私が自己破産したときの話になりますが、司法書士の先生に依頼しても、自己破産の申立書の作成や提出もしていただけます。
司法書士に依頼するメリットは費用を少し安く抑えることができるというところでしょうか。
しかし司法書士というのは裁判官の質問に依頼者に代わってこたえることができません。
また東京地裁では即日面接による破産手続きの運用がされています。
この場合は弁護士によって申し立てすることになっています。
この件に関して気になる方は、まずあなたのお住まいによって答えも変わるでしょうから、弁護士事務所に相談してみましょう。
弁護士費用が払えない方は法テラスへ相談を
法テラス(日本司法支援センター)ってご存知でしょうか?
素晴らしい組織なんでぜひチェックされてみるのもいいですね。
ざっくりと言いますと法テラスとは、私たちが何かしら法的トラブルを抱えた時に、「こうしたらいいですよ」「あちらに相談されてみては?」みたいに道案内してくれる所です。
生活をしていますとお金の問題や家庭の問題、相続の問題とか様々な問題が起こるものです。
そういった問題の相談を聞いてアドバイスをしてくれる所なんです。
今回のケースで言えば、自己破産の相談、または自己破産の費用の相談にのってもらえます。
弁護士に相談しても弁護士費用の分割払いなどしてもらえる所も多いですが、法テラスではその費用の建て替えもおこなっています。
興味がある方はぜひ相談されてみてください。
法テラス 所在地と電話番号 北海道~東海地方
法テラス 所在地と電話番号 滋賀県~沖縄県
管財事件とは?管財人とは?
一般的な管財事件というのは自己破産者に財産があるのかないのかによって決まります。
事件と聞くとドキッとしますが気にしなくて大丈夫です。
自己破産する人に財産がある場合は裁判所が破産管財人という人を選任してきます。
破産管財人は財産を調べてお金に変えて債権者に配当するための手続きをします。
この破産管財人が選任される場合を管財事件といいます。(破産管財人は弁護士)
私の場合、これといって財産はなかったのに管財事件になりました。
ここでは細かく書きませんが手続き中に不透明な箇所があると裁判所に思われたからです。
財産を隠しているんではないかと裁判所がおもえば管財事件になりますのでご注意ください。
破産管財人の費用もこちら側で支払わなければならないからです。
破産管財人の費用は20万円~となっています。
私の場合は20万円弱でした。『すんなり問題なくことが進む』ようは財産がないとわかっていている人は数万円で済みます。
このケースのことを【同時廃止事件】といいます。
ちなみに破産管財人の費用20万円がないと申告すると6ヶ月待ってもらえますので、その半年間で20万円を必死に積み立てます。
私も20万円がなかったので半年間必死でためました。皆さんも気を付けてくださいね。
自己破産するのに最短でどのくらいかかるのか?
自己破産をするのにいったいどのくらいの日数がかかるのでしょうか。
最短でも3ヶ月はかかるといわれています。
急いでいてもやはり裁判所がからんでくると時間がかかってしまいますね…
一般的には6ヶ月~1年ぐらいかかるといわれています。また私がそうでしたけど、管財事件になるとさらに日数は伸びていってしまいます。
自己破産をする目安とは?
自己破産をしようかな…と思った時に目安はあるんでしょうか?
100万円の借金で自己破産できるんでしょうか…いや500万円ぐらい借金がないと自己破産できないんじゃない?とか色々考えてしまうかもしれません。
まず知っておいてもらいたいのが、自己破産を考えるときの目安に借金金額(債務金額)は関係ないということです。
100万円の借金、500万円の借金、1000万円の債務をかかえていても自己破産できない人はできません。
1000万円の借金がある人の月の給料が1100万円あるとすれば普通で考と自己破産できませんよね。
逆に考えますと、100万円の借金があり、月の収入が15万円で支払いが追いつかない状況であるとすれば自己破産できるでしょう。
要は、収入と支出のバランスです。
収入から支出を引いてプラスの状況でないのに借金があるとすれば、何らかの債務整理をお勧めします。
また借金があるから自己破産しようと簡単に考えないでくださいね。
収入、支出、借金、その他さまざまな事を考えて、最善の選択をされてください。
自己破産をするより、任意整理や、個人再生の方がメリットがある場合もあるでしょう。
自己破産など債務整理の勧め
私は借金で悩んでいる人には自己破産(じこはさん)などの債務整理(さいむせいり)を勧めています。
メリット,デメリットなどありますが、断然メリットの方が大きいからです。
私は自己破産しましたが、その後の生活においてもローンが組めないだけで何不自由なく暮らしています。
むしろゼロからのスタートということで、何に対しても前向きにとらえ、毎日が楽しいです。
おそらくこのサイトに足を運んで来られたということは、だいぶ借金で悩んでおられますよね?
私は毎日吐きそう(はきそう)になるほど悩んでいましたのでわかります。
債務整理にも種類がありますが、自己破産は最後の砦(とりで)のようなもので、この自己破産を考えてるようならば、自己破産のメリット,デメリットなど小さなことだと個人的に思います。
悩んで病気にでもなったらそれこそ大変です。
私の自己破産のパターン
自己破産する方にも色々なパターンがあります。
メリット、デメリットの比率も様々ですが、今回は私のパターンをご紹介しますね。
~自己破産する前の生活~
- マンションローン 支払い15万円(家賃、管理費、固定資産税積み立て)
- 消費者金融クレジットカード 支払い7万円(利子がほとんど元金あまり減らず)
- 勤め先の社長に借りていたお金30万円を分割返済3万円
- 精神状態(毎日ドン底、吐きうそう)
~自己破産した後の生活~
- 賃貸一軒家 支払い8万5千円
- 精神状態(サッパリ、前向きに将来を考える)♪
いかがでしょうか?支払いだけで25万円から8万5千円になり16万5千円も手元に残るようにんったんです!
もうのけぞって喜びました。
何十年かぶりにスキップしました。この支払いを見てもらっただけでも、メリットの大きさがわかってもらえると思います。
これだけでもデカイんですが、1番大きいメリットは精神状態が変わった事ですね。
毎日、吐きそうなぐらい悩んでいました。
家賃払えるのか、子供達を無事に育てれるのか、学費払えるのか、電気、ガスは止まらないだろうか…
思い出しただけでも何か憂鬱(ゆううつ)になります…。
今ではメリットのおかげで、何もかもが前向きに考えることができ毎日が楽しいです。
デメリットの方でマイホームはなくなりましたが、将来の事より今を生きる事のほうが大事なぐらい追い込まれていた私にとっては自己破産という制度に感謝しております。
ちょっと待ってくださいね…
こまで読んでいただいて何か私に言いたいことはございませんか?ツッコミどころがあったと思うんですが……。
そう。そうなんです。
『てめーは社長に借りてたお金も自己破産に乗っかって踏み倒したんかーーい!』
いやいや違うんです。聞いてください。
実は自己破産の手続きを進める前に社長から30万円借りていたんですね。
毎月3万円ずつ返済しておりました。そして返済中に自己破産の手続きをしました。
何も悪気なく…しかしそれが…大問題になってしまったんです。
自己破産の手続きをしたら絶対にしてはいけない2つの事とは
自己破産の手続きをしたら絶対にしてはいけないことが2つあります。
私もやってしまって大問題になりました。それは…
- 自己破産の手続をした後にお金を借りてはいけません
- 自己破産の手続をした後にお金を返済してはいけません
当たり前といえば当たり前のことですよね…
自己破産するのにお金を借りるとか、もはや犯罪レベルです。
踏み倒す気マンマンですもんね。
自己破産の手続をした後にお金を返済してはいけないというのは、私の場合がいい例なんですが、
債権者(さいけんしゃ・銀行やクレジットカード会社など)にはお金を返済しないのに、会社の社長にはお金を返済し続けることは法律的にアウトということになるんです。
そりゃあ債権者のみなさんがおこりますよね。よそに返してうちには返さんのかい!てなりますもんね。
私の場合の話なんですが、この件が無ければすんなり終わっていたんですが、この件が裁判官から
『ん?なにこの人…おかしいじゃん』と思われて、【管財事件】(かんざいじけん)にされてしまったんです。
1人で悩まないで誰かに相談しましょう
借金のことでで悩んでいると無茶苦茶、苦しいですよね。
あなたは誰かに相談しましたか?
会社の同僚、友人、親戚(しんせき)など、相談したいが内容が内容なだけに中々言いにくいですよね。わかります。
だからネットや本で自分なりに調べたりするんですよね。
私もめちゃめちゃ調べました。人生の中で一番勉強したと思います…。
しかしネットや本で調べると限界があるんです。
専門用語も沢山出てきますし、何より時間がかかります。なので私のように遠回りせず、ズバリここは専門家に相談することをお勧めします。専門家といえば弁護士さんですね。
私の場合は司法書士の先生にお願いしましたが。
仕切りが高くて中々勇気が…という声が聞こえてきそうですが、ここはガッツで乗り越えてください!
むしろここが一番の山となるでしょう。
この山を乗り越えますと、あとはレールの上を走って行く列車のようにスムーズにいきます。
参考までに…私の人生物語
少しだけ私の経験談をお話しますね。
全部話しますと涙でパソコンが壊(こわれる)れるおそれがありますんで、少しだけで許してください…。
私は1972年生まれのメンズです。
嫁さんに子供3人、犬1匹で暮らしています。(その後令和元年に離婚・1人暮らしになる)
若い時から自分で言うのもなんですがバリバリ仕事をしておりました。
30歳でマンションをローンで買いました。
最初のうちは順調に支払いもできていましたが、よくある話しですが、給料がどんどん落ちてきて、休みの日にもアルバイトをしなければならなくなりました。
お国からは、残業を減らすようにと言われているみたいで、残業ありきで生活が成り立っていた我が家には痛すぎる法律でしたね。
また、週に2回休みを取ってください。「外に出てどんどんお金を使いましょう」とか言われて…
休めるかーい!遊びになんか行けるかーい!て感じでした。
そんなこんなで住宅ローンの返済が厳しくなり、クレジットカードで買い物しキャッシングにも手を付け、気付けば借金地獄になり、毎月毎月、自転車操業(じてんしゃそうぎょう)のような生活になってしまいました。
それから借金を整理するために猛勉強し、結局専門家に相談してマンションを手放す判断となりました。
ローンが残っているマンションだったため、いわゆる【任意売却】ですね。
トントンで売却できればよかったんですがマイナスになりました。
そのマイナス分とクレジットカードの借金を足すと500万円をこえてましたね。
任意売却だけで終わらずなぜ私は自己破産までしたのか
担当の先生に言われました。
「マンションも売れましたし、自己破産せずにコツコツ借金を返済していくのもありですね」
しかし私は言いました。
「任意売却とはいえ、いわゆる『ブラックリスト』ですよね。借金残してブラックリストなんでしたら、借金ゼロにしてブラックリストの方が断然いいです。1からやり直したいので自己破産の手続きをお願いします!」
ブラックリストになると5~10年、お金を借りれない、ローンが組めないと一般的に言われています。
デメリットってやつですね。
私の場合、どう考えても自己破産した方がよかったんですよね。任意売却だけで終わらすメリットが見つかりませんでした。
何よりも借金を早くゼロにして、毎日吐きそうなぐらい悩んでいましたんで、その苦しい生活から脱出したかったんです。
私にもできたんですから、あなたにもできますよ。少しだけ勇気をだして行動してくださいね。
本日はご観覧ありがとうございました。自己破産をはじめ債務整理を考えておられるならぜひ専門家に相談されてくださいね。思い立ったらまずは無料相談を!
管理人の借金先輩にご意見、ご質問、ご指摘などございましたらこちらからどしどしお寄せ下さいませ。
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